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お知らせや日々の活動などを掲載していきます。
み・らいずスクール児童発達支援の2月のイベントは療育参観でした。
いつも行っているプログラムを一緒に取り組んだり、子どもたちの様子を見てもらったりしました。 ◆ 自己紹介 名前と好きな動物、好きな色を一人ずつ発表しました。 いつもの雰囲気とは違うけれど、大きな声で発表できました。 ◆ パズル 6~16ピースのものを使います。 絵や形を見る力を養うことも大事ですが、一番大切にしていることは、待つ力、着席する力をつけることです。 待っている時は手はおひざ。そして、次のピースをもらいます。 みんな落ち着いて取り組み、『できました!』と伝えることもできていました。 「待つ」「人の話を聞く」「聞かれたことに答える」というSSTの基本を、みんなができる課題の中に入れて取り組んでいます。 ◆ コロコロキャッチ 机の上を転がるボールをカゴでキャッチします。 注目する力と追視(動くものを目で追いかけること)する力、手と目の協応動作(異なる動作を同時に使う動作)を養う課題です。 追視の力は、小学校にあがった時に、音読や板書などにも大きく関わってきます。 自分の順番が終わった後は、カゴを次の人に『どうぞ』と言って渡します。 もらったら『ありがとう』と伝えるコミュニケーションの要素や、順番を守ったり、ルールを聞いて活動するねらいもあります。 うまく取れなくても、『もう一回』と伝える事も大事にしています。 保護者の方に転がす役をお願いし、親子で参加していただきました。 注目が苦手な子ども達も、ボールを目で追うことで、ゲーム感覚で楽しく活動ができるプログラムです。 ◆ 協力ボール運び マットの上にボールを置いて落ちないように4人でゴールまで運びます。 みんなとペースやマットの高さを合わせないと落ちてしまうので、相手を意識して活動する力が付きます。 保護者の方と子どもたちでチームになって活動しました。 ボールに注目して、さらに歩調を合わせることは難しいですが、『いち、に!』と声を掛け合いながら運ぶことができました。 ボールが落ちそうになる感覚も楽しいので、キャッキャとはしゃぐ姿も子どもらしくていいものでした。 ◆ 最後はメダルのプレゼント 最後の振り返りでは、保護者の方から子どもたちへメダルのプレゼント。 メダルの裏には今日のがんばっていたことを書いてもらいました。 みんなの前でほめてもらい、メダルをもらって、どの子も満面の笑顔でした。 緊張している表情も見られましたが、普段のプログラムの様子を見てもらうことができました。 初めての療育参観で改善点もありましたが、また次年度も定期的に開催していこうと思います。 ご協力ありがとうございました。(松田) ■ 感情をコントロールする
前回は、気持ちや感情について知るプログラムをご紹介しました。 今回は、「感情をコントロールする」プログラムの一つをご紹介します。 ■ 「怒り」とその対処についてみんなで考えてみる 子どもたちに、「嫌なことがあったとき、みんはどうしてるかな?」と聞いてみました。 「親や先生に言う」「直接言ってしまう・・・」「その場を離れる」などいろんな意見が出ました。 また子どもたちから「イライラしてしまったからその場を離れようとしたけど、何回も言われて、離れられなくて。それでまたイライラして、、、そんなときはどうしたらいい?」という質問も出ました。 子どもたちと、イライラしたときの対処法を考えてみました。 ◆ 姿勢 怒っているときは、前かがみになっているかも!ということで、少し胸を開いてリラックス姿勢を取ってみました。 「お~なんだかイライラしにくそう!」との声が出ました! ◆ 時間 イライラのピークは「6~13秒」と言われています。 13秒数える、深呼吸することで、その間で気持ちが落ちついて、自分の意見を伝えることができるようになることを伝えました。 一度落ち着くことで、トラブルを回避できることもあると思います。 ◆ 距離 子どもたちから「相手から距離をとれば、一度落ち着けるかも」という意見も出ました。 「今日はやっぱり言い返してしまった、でも『13秒』数えようって思い出したよ!」など、 何度も練習を重ねること、できたところをみつけることが大切です。 ■ 手段を知り、振り返る習慣を 気持ちや感情をコントロールすることは難しいです。 み・らいずスクールでは、今週はどんな一週間だったか、いいことや困ったこといろんなことを振り返る時間も大切にしています。 落ち着くための手段を知り、振り返る習慣がつくことで、 気持ちをコントロールするためのよい行動を思い出す力がだんだんと身についてきます。 すぐに身に着く力ではないので、学齢期の間から取り組んでいき、ゆっくりと学び獲得していってもらいたいです。 また、小集団クラスという良さを活かしながら、子どもたちとプログラムを進めていきたいと思います。 み・らいずスクールの山中です。 2020年2月13日(木)に大阪市教育委員会の研修会でお話をさせていただきました。 連続講座の題名は、「楽しい小学校生活を!小学校入学準備講座~いってらっしゃい!のこころがまえ~」です。 私の担当は第1回「発達がゆっくりな子といっしょにできる入学準備」でした。 市内各区から参加者があり、うれしいことにお父さんの参加もありました。参加者の半分以上の方が、初めての小学校入学経験になるということでした。 研修会では、 ・不安を整理すること ・家庭で、準備や練習をしておいたら良いこと ・先生や保護者と良いコミュニケ―ションをとるためにできること ・保護者も子どもを見る視点を少し変えること などをお話しました。 その中で、好評をいただいた便利文具の一部をご紹介したいと思います。 あくまでも個人の意見ですが、児童発達支援の現場で、そして我が子が使ってみて便利だと思った文房具です。 〇消しゴム 消しゴムが折れてすぐに小さくなってしまうので、「小学生学習字消し」を愛用しています。 〇スティックのり編 グルースティック(コクヨ) これを見つけた時にはびっくり。 手先が不器用なお子さんも角までしっかり塗れる四角スティックのりです。 ぬったところや量が分かりにくいお子さんには色付きをおススメしています。 和気あいあいとした雰囲気の中でお話しさせて頂くことができました。 皆さんの小学校準備に少しでもお役にたてたらと思っています。 み・らいずスクールの児童発達支援では、来年度の募集を始めています。 人数に限りがありますので、に2020年4月に年長さんになる方はお早めに体験などを通してご相談ください。 体験会のお知らせ◆ぴかぴかクラス[対象:年少(3歳児)~年長(5歳児)]
-初めて療育を使う方や、一人ひとりのペースで進めたい方向け 日時:3/3(⽕)3/4(⽔)3/10(⽕)3/11(⽔) 時間:14:00〜14:45 ◆きらきらクラス[対象:年少(3歳児)~年長(5歳児)] -個別の取り組みから集団活動に移行していく方向け ⽇程:2/25(⽕)3/3(⽕)3/10(⽕)3/17(⽕) 時間:15:30〜16:15 ◆ぐんぐんクラス[対象:年長(5歳児)] -集団活動のなかでチャレンジしていきたい方向け ⽇程:3/6(⾦)3/13(⾦) 時間:16:15〜17:00 ◆わくわくクラス[対象:年長(5歳児)] ※見学のみ -小学校に向けての準備クラス。週二回通所される方向け ⽇程:3/7(⼟)3/14(⼟) 時間:13:30〜14:00 ※各クラスの対象は⽬安です。 ご希望やお⼦様の状態に 合わせてクラスのご提案をさせていただきます。 2月23日に予定しておりましたセミナー「10歳の壁をどう越えるのか」につきまして、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を考えて、延期とさせていただきます。 お申込みくださった方には、日程が決まり次第ご連絡いたします。また、優先的にご参加いただけるよう、枠を確保いたします。 ご相談や体験等につきましては、個別にお受けさせていただきますので、ご連絡ください。 み・らいずスクール
電 話:050-5840-3110 メール: school@me-rise.com イライラしたときに、きつい言葉や手が出てしまう。 いいたいことがなかなか言えず、泣き出してしまう。 自分の気持ちや感情をコントロールするためには、どんなことを学ぶ必要があるのでしょうか? 小学校高学年・中学生クラスで取り組んでいる、感情のコントロール(気持ちについて考える)プログラムを紹介します。 ■ いろんな気持ちを知る自分の気持ちを表現するためには、どんな気持ちがあるのか知ることが大切です。 嬉しい、楽しい、うきうき、ドキドキ、悲しい、つらい、憂鬱、不安、びっくり、イライラ・・・。 気持ちを表す言葉はたくさんあります。たくさんある気持ちの言葉のカードをひいて「これはどういう意味かな?」と子どもたちに説明してもらったり、「どんな時に使うかな?」と場面をイメージしてもらました。 また、ポジティブな言葉、ネガティブな言葉に分類わけしてもらい、言葉のカテゴリーを作っていきました。 ■ 気持ちを表現する嬉しい顔、悲しい顔、うきうきした顔、怒った顔、びくびくした顔を子どもたちに書いてもらい、どんなところで表情や気持ちを読み取ることができるか考えました。 「耳で気持ちはわかるかな?」「口、眉毛は?」 イラストで描くときは、目や口、眉毛の表情を変えたりしていること、似ているイラストや悲しいときは涙やそのほかのことを手掛かりに気持ちの表現があることを学びました。 他の日には、気持ちの温度計をみんなで書いてみました。 友だちとケンカしたときは何度かな?欲しかったものを買ってもらったときは何度? と、それぞれの気持ちの温度を書いてもらいました。 改めて目で見てわかるように自分の気持ちを書くことで、気持ちの表現の仕方のバリエーションを知りました。 書いていると、「そういえばあのときは・・・」と思いだすことがあったようで、場面と気持ちを一致させることもできたようでした。 また、同じ場面でも、人それぞれ、感じが方違うことも子どもたちにとって、いろんな気持ちがあることを知ることができました。 気持ちや感情をコントロールするには、まず自分がどんな気持ちを感じているのかを知ることが大切です。 み・らいずスクールでは、他者との関わり合いの中で自分について知る、さまざまな感じ方や考え方を学ぶプログラムをたくさん準備しています。 ◆◆講演会のお知らせ◆◆
「10歳の壁」をどう越えるのか~子どもの社会性の発達から考える~ 講師 渡辺弥生先生 (「子どもの「10歳の壁」とは何か?」(光文社新書)著者) 日時 :2月23日(日)9:30-11:30(9:15受付) 会場 :堺市産業振興センター会館 会議室1 (南海高野線中百舌鳥駅、OsakaMetro御堂筋線なかもず駅より約300m) |
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